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日本にも乗り入れを予定のニューパシフィック航空(旧ノーザンパシフィック航空)、2024年4月5日の運航をもって定期便の運航を一時停止

 日本にも乗り入れを予定していたニューパシフィック航空(旧ノーザンパシフィック航空)は、2024年4月5日の運航をもって定期便の運航を一時停止することを発表しました。

 同社は、現在国内線となるリノ~ナシュビル線のみを定期運航している状態ですが、2024年4月5日の運航をもって運休し、当面はチャーター便の運航に専念するとしています。なお今後も定期便の運航は計画内にあるとしています。

 同社は、アンカレッジを拠点として日本・韓国線を開設する計画でしたが、ロシアのウクライナ侵攻により、アジア路線の飛行において迂回ルートを採用する必要性が生じ、そしてETOPSの取得も必要になったことから、アジア路線の就航を延期していました。また代替市場を模索し、アメリカ国内線などを運航していましたが、現状では好調とは言えない状況だったとみられています。

 今回日本路線についての言及はありませんでしたが、当初同社が掲げた事業計画を達成するための環境には程遠い現況であることから、アジア路線の開設は遠のいたとの見方もできそうです。Photo : New Pacific Airways

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