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オーストリア航空、B787-9型機の初号機を受領 塗装変更はテルエルで行う予定

 現地時間2024年3月26日、オーストリア航空は、B787-9型機の初号機を受領しました。

 オーストリア航空は、計11機のB787-9型機を受領する予定ですが、最初の2機は元バンブーエアウェイズ機となり、香港を拠点とするリース会社中国飛機租賃有限公司/CALC( China Aircraft LeasingCompany)からリース導入します。

 今回受領したのは、OE-LPMとなり、バンブーエアウェイズの塗装のままウィーンに到着しており、今後はウィーンのAUAテクノロジーでメンテナンスを行った後に台北での大規模なメンテナンスを予定し、その後はテルエルで塗装変更を行う予定です。

 なおもう1機のOE-LPLは、先行して台北にフェリーされメンテナンスを行っており、同機も同じくテルエルで塗装を完了させる予定となります。

 なおウィーンへ戻ってくるのは、2024年5月初旬の予定で、乗務員向けの短距離訓練飛行は5月17日から開始する計画で、ニューヨークへの初の長距離便は6月15日に運航を予定しています。現在のところ2028年までに、B777とB767を同型機に置き換える予定となっており、どのタイミングで成田線に投入されるのか注目となります。Photo : Bamboo Airways

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