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海南航空、20機のA330-900neoを導入する事を検討か 破綻後初の大型発注へ

 海南航空は、20機のA330-900neoを導入する事を検討していることがわかりました。

 2024年3月29日の海南航空ホールディングの株式市場提出書類によれば、サフラン・キャビンズ・ドイツGmbHでこのタイプの航空機用のギャレー厨房機器を組み立てるために数百万ドルが支出されたことを詳述し、A330-900型機を組み立てるために、サフランから機内厨房機器20セットを購入する予定だと述べています。

 このようなことから、近日中に同型機の発注が行われると推測されており、元所有者である海航集団が破産申請した後、2021年末に遼寧方大集団工業集団が海南航空を買収して以来、初めての大型な発注となる見込みです。

 なお同社は、海中国国内市場を含む民間航空市場は力強く回復していると述べ、市場機会を捉えて輸送能力を拡大するために積極的に取り組むと述べています。Photo : Hainan Airlines

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