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海航集団、航空部門を遼寧方大集団工業に7300億円で譲渡

 経営再建を目指すHNAグループ/海航集団は、航空事業を遼寧方大集団工業に約7,300億円で譲渡したことを発表しました。

 これにより2021年12月8日から、海南航空をはじめとした航空主力事業の運営・管理の実権が、戦略的投資家である遼寧方大集団工業有限公司に正式に移管されたことになり、今後再建計画を策定するものとみられます。なお遼寧方大への運営・管理の実権譲渡などに関する取引額は410億元(7300億円)とされています。

 今年1月末にはHNAグループの債権者が同グループの破産と再建を海南高等裁判所に申請し、同裁判所は破産・再建手続きの開始を命じており、同グループは清算を回避するために新たな資本注入を模索している状態が続いていました。

 現在のところ遼寧方大の経営方針などなどは明らかになっていませんが、これまで航空事業の運営を行った経験がないことから、運営スポンサーを募ることも視野に入れているとみられ、経営再建に向けた動きが活発になると予想されています。Photo : HNA

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