ANAは、シンガポール航空(SIA)と実施する日本～シンガポール間および日本～その他対象国間のジョイントベンチャーについて、国土交通省より条件付きで*TI（独占禁止法適用除外）認可を取得したと発表しました。
ANAとSIAは、シンガポール競争・消費者委員会に対してもATIの認可を申請しており、現在審査中となっており、その他対象国についても順次ATI認可の申請をする予定となっています。
両社はジョイントベンチャーを通じて、効率的な路線計画、乗り継ぎ地での接続改善、運賃体系の共通化による両社運航便を併用した旅程の選択肢拡大などを予定し利便性を向上させる計画としています。
*条件付：ANA及びSIAはモニタリング措置を導入予定
【対象路線】
国際線対象区間
1) 日本とシンガポール、及び日本と他４か国間の直行便
2) 幹線に接続する、シンガポールと他４か国間の以遠便
（*2024 年 1 月時点での就航路線）
・羽田発着：羽田とシンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、シドニー、デリー間各路線
・成田発着：成田とシンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、ムンバイ、パース間各路線
・関西発着：関西とシンガポール路線
・名古屋発着：名古屋とシンガポール路線
・福岡発着路線：福岡とシンガポール路線
国内線対象区間
3) 幹線に接続する ANA 国内線路線
