ユナイテッド航空は、飛行中に乗客を操縦席に座らせたことが判明しパイロット2名を解雇しました。
このトラブルは、4月10日のデンバー発トロント行きのメジャーリーグベースボールのコロラドロッキーズのチャーター便で発生したもので、同チームの打撃コーチであるヘンスリー・ミューレンス氏が投稿したインスタグラムから判明したものとなります。
United Airlines and the Federal Aviation Administration are investigating how a passenger gained access to the cockpit of a 757 at cruise altitude in violation of the company’s policy and FAA regulations.
Via-@aviationbrk pic.twitter.com/RXQJObffZ7
— Siraj Noorani (@sirajnoorani) April 19, 2024
投稿内容からは、機長席に乗客である同氏が座っている様子が確認できるほか、複数の乗客が飛行中にコックピットに入っていたことが確認でき、アメリカ連邦航空局(FAA)の規定に違反した行為が確認できます。
これを受け現在FAAが調査を進めているほか、ユナイテッド航空もパイロット2名を解雇処分としたことがわかっており、チャーター便でのトラブルとはいえ、ここ数ヶ月でトラブルが相次いでいる同社であることから、安全管理体制を疑問視する声が強まっています。