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スカイマーク、B737MAX8の受領時期を2025年第2四半期以降に延期

 スカイマークは、B737MAX8の受領時期を2025年第2四半期以降に延期することを発表しました。

 当初の計画では、2025年第1四半期を予定していましたが、リース契約済のB737-8(6機)を対象に受領時期を延期します。なお直接購入する3機のB737-8は、2026年の受領を予定し、3機のB737-10については2026年~2027年の受領を予定しています。


Photo : Skymark

 B737-8型機は、B737-800型機との比較で座席あたりの燃料消費量及び二酸化炭素排出量を約15%軽減できることが見込まれる機材となります。また、B737-10型機は、B737MAXシリーズの中で最も胴体が長い機材で、座席数が増加することにより、B737-800型機との比較で座席あたりの燃料消費量及び二酸化炭素排出量を約19%軽減できることが見込まれます。

 同社は、2025年度以降の新機材導入による事業規模拡大を支える人材の確保・育成を進める計画とし、大幅な燃費改善が見込まれる次世代機材の導入等により低コスト運航を堅持することで、様々なリスクが顕在化する競争環境下においても安定的に利益を確保することができる体制を築くとしています。

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