ここ数年噂されているJALの東京/成田~マイアミ線の就航の実現性は不透明な状況です。
昨年4月にアメリカRon DeSantisフロリダ州知事は、東京~マイアミ線の直行便の実現に向けANAの井上社長、JALの植木会長と会談したことを明らかにし、現地では直行便就航に向けた機運が高まり、JALの就航が噂されるなどしていましたが、現在のところ就航の実現性は不透明な状況です。
これは在マイアミ日本国総領事館の中井一浩氏が現地紙に対し語ったもので、現在も日本航空は就航を検討中であるもの、就航するとしてもいつになるか見通せず早期の就航に多くは期待できないとし、当面はJALに路線開設を働きかけることが大事であるとしています。
また路線誘致に積極姿勢であるマイアミ側は、インセンティブとして最大2年間の着陸料免除を昨年提案したことを同氏が明らかにしています。
今後JALは、国際線を拡大する方針を示していますが、果たしてマイアミへの直行便が実現するのか引き続き注目となります。