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エティハド航空、A380型機の投入路線を拡大 2024年11月からパリ線に再投入

 エティハド航空は、A380型機の投入路線を拡大し、2024年11月からパリ線に再投入する計画です。

 現在同社は、アブダビ~ロンドン/ヒースロー・ニューヨーク/JFKの2路線にA380型機を投入していますが、2024年11月からはパリ/CDG線にも再投入し同型機の投入路線を拡大します。

 一時は、A380型機の退役が決定的となっていた同社ですが、アフターコロナにおける需要の急回復や、サプライチェーンの問題による航空機不足などが影響し、現在は利益に大きく貢献する機材となっています。

 現在同社は、約80機の航空機を保有していますが、2030年までに160機以上の航空機で125の目的地に就航するという野心的な成長計画を掲げており、当面同型機はこの計画の実行に向けて運用を続けるものとみられており、中東エアラインの間では、A380型機を再評価する動きが目立っています。Photo : Etihad Airways

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