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ルフトハンザグループのブリュッセル航空、A350とA321neoの導入を検討

 ルフトハンザグループのベルギーのブリュッセル航空は、A350型機の導入を検討していることがわかりました。

 これは海外紙のインタビューでDorothea Von Boxberg CEOが明らかにしたもので、A330型機の後続機としてA350型機の導入を検討しているとしました。

 同CEOは、ブリュッセル空港での騒音規制を考慮した場合、A330neoなどは候補から除外されA350型機が最も適した航空機になるほか、他グループ会社が導入している機材であることから相乗効果が生まれるとの見解を示しています。

 またA321neoの導入も検討しているとし、貨物搭載量を考えると、燃料タンクの増大に伴い貨物スペースが縮小されたA321XLRは自社には適していないとし、仮に導入となればA321neoの導入が現実的であるとしています。

 ルフトハンザグループは、各社のワイドボディ機の後続機の選定が定まってきており、ルフトハンザドイツ航空はA350とB787、オーストリア航空はB787、スイスインターナショナルエアラインズとその傘下のエーデルワイス航空はA350となり、残るブリュッセル航空は現時点でA350が最有力とみられます。Photo : Brussels Airlines

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