FSC 航空ニュース

オーストリア航空、本日2024年5月17日よりB787-9型機の定期路線への投入を開始 まずは慣熟訓練を兼ねて短距離路線

 オーストリア航空は、本日2024年5月17日よりB787-9型機の定期路線への投入を開始します。

 同社は、計11機のB787-9型機を受領する予定ですが、最初の2機は元バンブーエアウェイズ機となり、香港を拠点とするリース会社中国飛機租賃有限公司/CALC( China Aircraft LeasingCompany)からリース導入します。

 現在は既に2機を受領し、1機(OE-LPM)が台北で整備中となっており、今回路線投入されるのは、先日スペインのテルエル空港からフェリーされたOE-LPLとなります。

 現在OE-LPLは、バンブーエアウェイズの塗装が消されて真っ白の状態となっていますが、これは運航スタッフとの労働協約が不成立になる可能性があったことが理由となっており、今後オーストリア航空の塗装へ変更される予定です。なお間もなく整備を終えて戻るOR-LPMに関しては台北で塗装を変更して戻る予定です。

 本日より路線投入するOE-LPLは、6月15日から投入する予定のウィーン~ニューヨーク/JFK線への投入に向けて、当面は慣熟訓練を兼ねて短距離路線に投入される計画となり、本日はウィーン~ライプチヒ線のOS1521便でデビューする予定となります。

 将来的には、日本路線へ投入されることも有力であることから、どのタイミングで同社のドリームライナーが飛来するのか注目となります。Photo : Austrian Airlines

オーストリア航空、元バンブーエアウェイズのB787-9型機を2機導入へ 2024年2月末に受領し5月から路線投入

スイスインターナショナルエアラインズ、大阪/関西~チューリッヒ線の再開は当面難しいとの見方

スイスインターナショナルエアラインズ、A350-900型機の導入を決定 2025年から5機導入