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スイスインターナショナルエアラインズ、B777-300ERの後続機としてA350-1000型機の導入を検討

 スイスインターナショナルエアラインズは、B777-300ERの後続機としてA350-1000型機の導入を検討していることがわかりました。

 これは同社のDieter Vranckx CEOが海外紙のインタビューで明らかにしたもので、今後導入予定のA350型機について語り、今後導入するA350はA340後続機となるが、A330の後続機としても有力な選択肢となります。またA350-1000についても、B777-300ERの後続機となる可能性があると我々は考えていますと述べました。

 現時点で2025年から計5機のA350-900型機を受領する同社ですが、2030年以降にA330の更新が必要になるほか、B777-300ERの更新も控えており、これまで大きなトラブル歴を持たないA350シリーズを選定する可能性は高いと考えることもできそうです。

 なお傘下エーデルワイス航空もA340型機の後続機にA350を選定し2025年から受領する予定としており、シリーズ化された機体の保有数をグループで高めることでコスト削減を図る可能性もあります。Photo : SWISS

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