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ターキッシュエアラインズ、P&W社製PW1100エンジンの点検で最大45機の運航停止の必要性

 ターキッシュエアラインズは、P&W社製PW1100エンジンの点検で2025年までに最大45機を運航停止する計画であることがわかりました。

 これは同社のMurat Seker CFOが明らかにしたもので、PW1100エンジンを搭載したエアバスA320neoとA321neoの最大45機を、点検のため2025年までに運航停止する予定であることをメディアに明らかにしたものとなります。

 このエンジン問題においては、全世界で2024年から2026年まで年間平均350機が運航停止になると予想され、日本を含め各国で影響が広がって機材不足に拍車をかける問題となっており、各社の業績にも大きく影響を与える問題となっています。

 なおサプライチェーンの混乱が続いており、予想されるメンテナンス時間が当初予定よりも多くなっているとされ、ベトナム航空をはじめとした他社では最大300日間の運航停止を見込んでいるエアラインもあります。Photo : Turkish Airlines

P&W製エンジンの点検により2024年から2026年まで年間平均350機が運航停止になる見込み A320neo運航エアラインに大きな影響か

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