ANAは、ワイドボディ機とナローボディ機の新規発注を検討していることがわかりました。
これはドバイで開催されているIATAの総会にて同社の井上社長がBloombergのインタビューで明らかにしたもので、国際線の拡大に向けてワイドボディ機とナローボディ機の新規発注を検討し、この発注においては羽田空港のスロットの制約なども影響するとの見方を示しています。
現在ANAは、14機のB787と18機のB777Xと20機のB737MAXの受領を控えていますが、今後どのような機材が選定されていくの注目となります。
なお同社の中期計画のフリート戦略においては、機材数を2025年度にはほぼコロナ前水準とし、2030年度までにコロナ前以上の体制にする計画としており、中・小型機を中心に増やし、2030年度にはB787型機を100機以上とし、成長する国際線機材の増加、省燃費機材のシェア向上を目指すとしています。
ANAグループの2024年度の事業計画 ANAは国際ネットワークを拡充 ピーチは国際線の構成比を拡大し定時率改善を目指す方針