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日本乗り入れ計画を推進したニューパシフィック航空(旧ノーザンパシフィック航空)のCEOが退任

 日本にも乗り入れ予定のニューパシフィック航空(旧ノーザンパシフィック航空)は、Rob McKinney CEOが退任したことを明らかにしました。

 同氏は、アンカレッジを拠点としてアジアとアメリカ各都市を結ぶ計画をを推進していた人物でしたが、退任となったことから事業計画に影響が及ぶ可能性があります。

 今回の退任理由については明らかにされていませんが、オーナーおよび会長との経営方針の違いが理由とされています。

 同社は、アンカレッジを拠点として日本・韓国線を開設する計画でしたが、ロシアのウクライナ侵攻により、アジア路線の飛行において迂回ルートを採用する必要性が生じ、そしてETOPSの取得も必要になったことから、アジア路線の就航を延期しています。

 そして代替計画として国内線にも就航しましたが、2024年4月5日の運航をもって定期便の運航を一時停止しており、現在は保有しているB757型機を、全席ビジネスクラス(78席仕様)へと改修し、スポーツチームなどのチャーター機として運用する計画へと変更するすることが明らかになっています。

 このような一連の動きにより、アジア路線の開設も雲行きが怪しくなってきたと言わざるを得ない状況となっており、注目されたアンカレッジを拠点とした日本からアメリカへの新たな選択肢が構想で終わる可能性も出てきています。Photo : New Pacific Airlines

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