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スカイマーク、737-8と737-10に機内無料Wi-Fiサービスを導入

 スカイマークは、導入予定の737-8と737-10に機内Wi-Fiサービスを導入することを発表しました。

 同社は、導入予定のボーイング737-8および737-10型機に、機内Wi-Fiサービスを無償で提供することを決定し、衛星通信技術のリーディングカンパニーであるIntelsat社と、ESA(Electronic Steering Array/電子走査アレイ)アンテナを使用した機内Wi-Fiシステムの導入に関する契約を締結しました。

 Intelsat社製のESAアンテナは、従来型の2Kuアンテナと比較して薄型・軽量化されていることから、機体の空気抵抗の低減などにより運航コストを抑制できます。また、低軌道(LEO)※1衛星と静止軌道(GEO)※2衛星の両方を使用
するため、従来型よりも高速で、安定度の高いインターネットアクセスが可能です。なお、新たな機内Wi-Fiサービスの詳細については、決まり次第あらためて発表するとしています。※1 地球から約160~2,000km上空の軌道 ※2 地球から約36,000km上空の軌道

 現時点の機材計画では、リース導入する737-8は2025年第4四半期以降から受領を開始し、確定2機とオプション1機で直接ボーイングから購入する同型機においては2026年度からの受領を予定しています。また確定2機とオプション1機で直接ボーイングから購入する737-10においては2026年度から2027年度からの受領を予定しています。Photo : Skymark

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