2025年4月21日及び22日、国土交通省は、オマーン・マスカットにて日本とオマーンとの航空当局間協議を実施したことを発表しました。
協議の結果、日・オマーン航空協定の下で、双方の航空会社による両国間の航空便について、輸送力及び日本への乗入れ地点を拡大する枠組みが設定されました。
具体的には、日本・オマーン双方の航空会社が両国間で運航可能な便数を拡大するとともに、従来から乗入れが認められていた関西空港に加え、他の日本の空港への乗入れができる枠組みを設定します。(羽田空港を除く)また日本・オマーン双方の航空会社が、国際線区間における第三国を含む全ての航空会社とのコードシェア、及び国内線区間における相手国側航空会社とのコードシェアを可能とする枠組みを設定します。
既報の通り、オマーン航空は、羽田空港への乗り入れを目指していることがわかっていましたが、今回の航空協議で羽田空港は除外されたことから、今後は成田空港への乗り入れを検討していくものと考えられます。