FSC 航空ニュース

フィンエアー、機内放送の言語を減らし物議

 フィンエアーは、機内放送の言語を減らし物議を醸しています。

 フィンランドの公用語は、フィンランド語とスウェーデン語となっており、これまで同社は国際線においては、フィンランド語、スウェーデン語、英語、就航国の言語の4言語の機内アナウンスをしていましたが、現在大半の便においてスウェーデン語が削減され、3言語の機内アナウンスとなっています。

 今回のスウェーデン語の案内の取り止めは、顧客の意見を反映させた長すぎる機内アナウンスを改善する目的となりますが、フィンランド国内の一部では、少数派に対する侮辱行為であるとの声があがっており、今回の対応は物議を醸しています。

 なお現在フィンランド国内においては、国民の約5%がスウェーデン語を使用しているとされています。Photo : FINNAIR

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