2025年11月11日、福岡空港の発着枠拡大に向け福岡空港機能向上等検討委員会が初会合を行いました。
同会は、九州経済連合会、福岡県、福岡市、福岡空港株式会社などが参加して行われ、新たな進入方式等の具体化及びその安全面・環境面からの検証を早期に行ったうえで、周辺地域の理解を得ながら福岡空港の処理能力向上の前倒しを実現することで、旺盛な航空需要に適切に応えていくことが必要不可欠であることを確認しました。
これを踏まえ同委員会は、国土交通省対し、福岡空港の機能向上の早期実現に向け、環境アセス「評価書」を踏まえた「1時間あたり45回」の処理能力に関する技術的検討、および、これを踏まえた同空港の騒音対策区域見直しの実施を要請しました。

Photo : 福岡空港機能向上等検討委員会
現在福岡空港の1時間あたりの発着は、滑走路増設により2回増えて40回となっていますが、エアライン側からのリクエストでは、60回を超える需要がある時間帯もあることが明らかになっており、早期に発着枠を拡大する必要があることが示されています。
なお発着枠45回を実現する方法としては、第一滑走路に加え、第二滑走路も着陸に使用し、両滑走路へ南側から着陸する際の進入方式の高度化が示されています。

Photo : 福岡空港滑走路増設事業に係る環境影響評価書
• 進入方式の高度化とは、衛星通信(GPS)による計器進入を可能とする進入方式
• 進入方式の高度化にあたって、南側からの着陸には現状の視認進入同様、曲線経路を想定 (悪天時は直線進入)
• 上図③は最も環境への影響が大きいケースの想定であり、実際に進入方式の高度化を導入する場合には、飛行経路の範囲でルートを確定し、影響を受けることが想定される関係者との調整等を得た上で行う。Photo : 国土交通省




