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汚職疑惑で欧州航空関連団体がカタールとの航空協定の見直しを求める

 欧州航空関連団体は、EUとカタールとの航空協定において、当時交渉を担当していた局長に汚職疑惑があることから、協定の一時停止、見直しを求めています。

 欧州ネットワークエアライン協会、欧州コックピット協会、欧州運輸労働組合連盟は、当時航空交渉を行っていたEU側の局長に汚職疑惑があることから、2021年から暫定的に適用されているEUとカタール間におけるオープンスカイ協定を一時停止、見直しが必要であると主張しています。

 この局長は、航空交渉においてカタール側からビジネスクラスの航空券、ドーハの高級ホテルなどの事実上の金品を受け取っていた疑惑があり、これとの関連性は不明なものの先月末に内規違反で解雇されたとみられています。

 現在カタールは、この暫定適用されているオープンスカイ協定により、混雑空港などは発着枠の確保が必要となるものの、欧州27ヶ国に無制限に路線開設が可能となっており、上記関連団体は、不正のもとに適用が開始されたこの協定は、競争環境を歪めているとして直ちに協定の効力の一時停止や見直しを行うよう求めています。

 カタールを代表するカタール航空は、ドーハから多くの欧州路線を開設しており、今回のニュースに進展があった場合、何らかの影響を受ける可能性があります。Photo : Qatar airways

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