カタール航空のAkbar Al Baker CEOは、今後ライバルになる可能性が高いリヤド航空の設立を歓迎しました。
サウジアラビアは、国策として今後スーパーハブを構築する計画としており、その計画の一環でサウディアに続き第2のフラッグキャリアとしてリヤド航空を設立しました。
このリヤド航空は、エミレーツ航空・カタール航空・エティハド航空・ターキッシュエアラインズに対抗するようなエアラインに成長させる計画となっており、2030年までに100都市の就航を掲げ、今後日本にも乗り入れる可能性あります。
今回このリヤド航空についてカタール航空CEOが設立を歓迎したうえで言及しており『私たちは、これまでずっと競争してきたように競争する』とし、この競争による運賃低下の可能性を聞かれた同CEOは、カタール航空ではそれは起きないとし、『安い運賃で搭乗したければ、安いサービスを提供している航空会社に行くだけである』とコメントしています。
今後リヤド航空はどのようなエアラインに成長していくのか非常に楽しみとなり、既存の中東エアラインは、表立って脅威を示していないものの、警戒感はもっていると考えられます。Photo : Qatar Airways
サウジアラビアが2つ目の国営エアラインとしてリヤド航空の設立を発表 中東エアラインに対抗しスーパーハブを構築 将来的に日本路線も視野か