現地時間2026年2月19日、ボーイングは777Xの飛行訓練シミュレーターについて、米連邦航空局(FAA)および欧州連合航空安全庁(EASA)から初期資格認定を受けたと発表しました。これにより、各国の航空会社によるパイロット訓練開始に向けた大きなハードルを一つクリアしたことになります。
今回認定を受けたのは、英国ガトウィックにあるボーイング・トレーニング・キャンパスに設置された最新のフルフライト・シミュレーターおよび飛行訓練デバイスで、 これらの機器は、フライトシミュレーター大手「CAE社」との数年にわたる共同開発によって完成しています。
777Xファミリーの第一弾である777-9は、既存の777や787との共通性を維持しつつ、最新のテクノロジーが導入されており、今回のフライトシミュレーターには、以下の特徴的な機能が備わっています。
◆大型タッチパネル・ディスプレイ: 操作性の向上と情報視認性の改善。
◆デュアル・ヘッドアップディスプレイ(HUD): 787と同様に、機長・副操縦士の両席でオプション選択が可能。
◆折りたたみ式主翼(フォールディング・ウィングチップ): 777X最大の特徴である主翼先端の開閉状態を明確に示す専用のコントロール・インジケーターを装備。
◆次世代シート: 長時間運航での疲労を軽減する再設計されたパイロットシート。
今後、航空当局によるトレーニングカリキュラム(教材)の検証と承認を経て、いよいよ世界各国のカスタマー・エアラインによるパイロット訓練が本格始動する見通しです。Photo : Boeing
エミレーツ航空が開発を要望しボーイングが検討している777-10は777-9を5m延長しエコノミークラスを50席増加が可能も課題が存在




