アイスランド航空は、同社のベテラン機長が自身の最終のフライトにおいて、故郷の上空で無許可の超低空飛行を行ったとして、警察およびアイスランド交通局に通報する事態となりました。
この事案が発生したのは2026年4月11日、ドイツのフランクフルトからアイスランドのケフラヴィークに向かっていたアイスランド航空FI521便(運航機材:757-200型機)です。乗客を乗せて運航中であった同便において、40年のキャリアを持つ機長は飛行計画にないルート変更を行いました。機長は自身の故郷であるウェストマン諸島の上空へ向かい、高度約100メートル(328フィート)まで降下するフライパスを実施したとされています。
Un pilote d’Icelandair fait l’objet d’une enquête après avoir survolé à basse altitude la ville de Vestmannaeyjar samedi.
pic.twitter.com/mZOMFpBkqS— LesNews (@LesNews) April 12, 2026
この事態を受け、アイスランド航空は即座に内部調査を開始しました。同社のチーフ・フライト・オフィサーは地元メディアの取材に対し、「この飛行は当社の許可を得たものではなく、完全に私たちの範疇外で行われました。当局と連携し、この問題を極めて深刻に受け止めています。ウェストマン諸島の住民の皆様にご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
当該機長はこのフライトを最後にすでに引退の身となっていますが、航空当局や警察の捜査によって安全規則への違反や乗客および地上への危険行為が認定されれば、法的な責任を問われる可能性があります。Photo : Iceland Air
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