ビスタラが合計6機の導入しているB787-9型機の初号機が塗装を施され飛行試験を開始したことが確認されました。当初海南航空向けの機体でしたが現在はビスタラ向けへと変更された模様です。
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New 787-9 for @airvistara arrived back in Everett after painting in Fort Worth. Hainan ntu frame, ZB809. Parked in 207. #B787 #Vistara #India #Aviation #Boeing pic.twitter.com/HI3EcnE41o
— Holden Riley (@PlanesAtPaine) October 9, 2019
ビスタラは、ジェットエアウェイズの運航停止後、国際線の運航を拡大するエアラインとして期待されており、来年には同機を使いヨーロッパ市場、北東アジア市場へ参入する方針を示しています。
同社CEOのLeslie Thng氏は、B787-9型機を投入する路線はコードシェアパートナーがいる国になるとしており、現在コードシェアを実施しているのはブリティッシュエアウェイズ、日本航空、シンガポール航空、ユナイテッド航空の4社となります。
そして参入予定の市場とコードシェアパートナーを考慮するとイギリスと日本が残ることになり、以上の事からB787-9型機の最初の路線はロンドンまたは東京線と予想されていましたが、8月に同CEOはその2都市の就航を計画していることを認めています。
現在どちらの路線が最初に運航されるのか、または2路線同時開設となるの明らかなっていませんが、一部の有識者はスロットに余裕のある東京の可能性が高いとの見解を示しています。
これまで初号機は2020年3月の納入予定となっていましたが、海南航空向けであった機材を引き継いだことで大幅に納入が早まることが予想されています。通常の試験スケジュールからすると早ければ年内にもデリバリーする可能性があります。
画像引用:Vistara
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日本航空JAL、2019年2月28日よりVISTARA(ビスタラ)が運航するインド国内線の一部の路線でコードシェアを開始
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