アメリカン航空は、年内受領予定であった計17機のB737MAXを、ボーイングに対しキャンセルすることを検討している模様であるとWSJが報じました。
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同社は既に24機の同型機を保有し、計100機を導入する予定である大口エアラインですが、購入資金の調達に目処がたっていないことからキャンセルを検討しているようです。
B737MAXは、先日再認証フライトを実施し、ようやく運航再開の道筋が見え始めていますが、ここ数週間でキャンセルが相次いでおり、ノルウェージャングループが92機をキャンセル、BOCアビエーションが30機、Avolonが27機をキャンセルするなどしており、ボーイングの総受注数は、大きく減少しています。
新型コロナウイルスの影響により、航空機需要が大きく低下したことから、これまで同機の運航再開を辛抱強く待っていたエアラインが、キャンセルする好機とみる可能性も高く、今後連鎖的にキャンセルが続くことも考えられます。
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