ルフトハンザドイツ航空は、自社のB747型機のライセンスを保有するパイロットをカーゴルックスにレンタルすることを検討していることがわかりました。
今回検討されているのは、貨物エアラインでB747型機を運用し、ルクセンブルクを拠点とするカーゴルックスにルフトハンザドイツ航空のB747型機のパイロットをレンタルする形で協力関係を築くというものになります。
新型コロナウイスの影響により、大型機の需要は著しく減少し、ルフトハンザドイツ航空は保有するB747シリーズにおいてB747-8型機を限定的に運用するにとどまっています。また定期便の多くが運休に追い込まれたことから、貨物市場は現在も活況に沸いている状況が続いており、貨物専用会社のカーゴルックスもその恩恵に預かっています。
このような状況であることから、雇用を維持したいルフトハンザ側と、人材を必要とするカーゴルックス側が協力してパイロットを一時的に移籍させるということが検討されている模様です。またフランクフルトからルクセンブルクまで車で3時間という両都市間の近さも後押しし、今回の話が近くまとまる可能性があります。参考記事:aero.de Photo : Lufthansa
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