ベトナム政府は、ベトナム航空を支援する決議を実施するための政府決議194号を公布したことを発表しました。
この決議により、政府はベトナム中央銀行を介して、融資期間は最大3年としてベトナム航空に優遇金利にて最大4兆ドン(約180億円)を金利0%で融資することになります。また、ベトナム航空が株主割当増資を行ない、資本金を8兆ドン(約360億円)増資することも認められており、同社は総額540億円の資金を確保することができます。
なおこれらの調達資金は、債務返済や資本の充当に充てられる予定となっています。
今回の支援決定に至るまでには、ベトナム航空が支援を受ける見込みとなった時点で、バンブーエアウェイズとベトジェットエアの両社が、自社にも支援の必要があることを訴えており、今後どのような反応を見せるのか注目となります。参考記事:VTV News