ルフトハンザドイツ航空は、体調不良を訴えるパイロットが増加した影響で、複数便の欠航を決めました。
この影響により、これまでにA330/A340型機で運航されるヒューストン、ボストン、ワシントンDC大西洋路線を中心に6便の運休が決まっており、羽田~フランクフルト線もこれに含まれ25日の現地発のフライトの欠航が決まっています。
現在のところ病気の詳細などは公表されていませんが、そもそも現在各国で行われている検疫期間などにより人員繰りが難しい状況であることが影響しているとみられています。なお一部では、現在会社側と労働組合の協議が難航していることから、事実上のストライキが行われているとの憶測もあります。
このほかにも現在欧州においては、スカンジナビア航空、ブリュッセル航空などが人員不足を理由にここ数週間で欠航便を発生させており、一部航空会社ではパイロット不足に陥っている模様です。Photo : Lufthansa