ハワイアン航空は、日本路線にも投入予定のB787-9型機の初号機の受領時期を2023年に延期したことがわかりました。
これまでの計画では、初号機は2022年8月に受領、2機目は2022年内に受領を予定しているとしていましたが、この計画から受領時期を延期し、初号機は2023年上半期の受領を予定しているとPeter Ingram CEOが明らかにしています。
同社は、B787-9型機を10機確定発注、10機オプションとしてボーイングに発注しており、初号機はアメリカ本土線に就航させ、就航地は日本、オーストラリア、ニューヨークなどを想定しているとしており、近い将来日本線に就航する計画となっています。
また機内は、ビジネスクラス34席、エコノミークラス267席の計301席仕様で、現行のA330からビジネスクラスをほぼ倍増させ、座席配列も2-2-2から1-2-1へと変更し競合他社に引けを取らない座席へとアップグレードしたものとなり、日本路線においては、競争が激しい羽田路線に投入するものとみられています。
このほかにも同社のBrent Overbeek ネットワーク計画担当SVPは、2022年第2四半期に日本路線を強化し、旅行環境が整い次第、ネットワーク・供給量を積極的に回復させる方針であることも明らかにしています。Photo : Hawaiian Airlines