ロンドン・ガトウィック空港を運営するヴァンシ・エアポートは、閉鎖していた南ターミナルの運用を2022年3月27日から再開すると発表しました。
同空港は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う航空需要の蒸発により、2020年6月15日から南ターミナルを閉鎖して北ターミナルのみで運営を行っていました。
今回の運用再開は、イギリス政府がコロナに関する規制の緩和を進めていることが影響しており、この緩和策により同空港を発着するブリティッシュエアウェイズ・イージージェット・ウィズエアーなどが、夏ダイヤから運航規模を拡大する計画を発表したことを受けてのものとなります。
今回の運用再開の決定に伴い同空港のStewart Wingate CEOは『航空会社からの大幅なフライトスケジュールの増加、政府からの旅行制限と空港スロット規制の撤廃の発表を受けて、再びガトウィックを賑やかに運営できるようになりました。』と声明を発表しています。
現在イギリス政府は、ワクチン接種者を対象にコロナ検査を撤廃したことから、利用客はこれまで負担していた検査費用が無くなったほか、検査にかかる時間も無くなったことから、航空需要の回復が加速している状況となっています。Photo : Gatwick Airport