国の疾病対策センター(CDC)は、2023年1月5日より中国・香港・マカオからの到着客に対して、コロナ検査を義務化することを発表しました。
この措置は、中国でコロナの感染が急拡大しているなか、同月8日より中国が入国規制を緩和し、今後中国との間で人の往来が増えることが予想されることから、この措置を講じます。
同様の措置は、日本・台湾・インド・イタリアなどが実施予定となっており、今後この措置を講じる国は増えるものと予想されます。
なお今後中国の感染拡大がピークアウトし、各国がこの措置を解除すると、コロナからの航空需要の回復スピードが加速するものと考えられます。ただ各国当局は、中国が発表するコロナ感染者の実数を疑っていることから、慎重な判断を行うものと予想されます。Photo:SFO Airport