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スピリット航空、チャプター11を申請し事実上の経営破綻 約1年で2度目の申請

 アメリカ・フロリダを拠点とするLCCのスピリット航空は、ニューヨークの裁判所に日本の民事再生法に相当するチャプター11を申請し事実上の経営破綻となりました。

 同社は昨年11月にチャプター11を申請し、2025年3月に脱却しましたが、高コストの継続と米国国内旅行需要の低迷により、業績は当初想定よりも大きく下回り赤字を計上し、再びチャプター11を申請しました。

 同社は、連邦破産法第11章の適用手続きにより、リース会社、金融債権者、その他の関係者との継続的な協議を継続し、財務および事業改革を実施するためのツール、時間、柔軟性が得られると主張しています。また同社は、通常通り運航を継続し、顧客は引き続き航空券、クレジット、ロイヤルティポイントの予約、旅行、利用を行うことができると案内しています。

今回の発表に伴い同社のDave Davis CEOは以下のように声明を発表しています。

スピリット航空の債務削減と自己資本の増強のみを目的とした前回から抜け出して以来、弊社の将来を最善の位置にするためには、さらに多くの作業が必要であり、さらに多くの手段が利用できることが明らかになりました。

取締役会は、選択肢を徹底的に検討し、最近の出来事や業界が直面している市場の圧力を考慮した上で、裁判所の監督下での手続きが、長期的な成功を確実にするために必要な改革を行うための最善の道であると決定しました。当社は事業のあらゆる側面を評価し、お客様、チームメンバー、そしてその他のステークホルダーの皆様に最善のサービスを提供するために、保有機材、市場、そして機会についてより戦略的に検討する包括的なアプローチを進めています。

今後も、スピリット航空はお客様に価値の高い旅行オプションを提供し、お客様にとって最も大切な人々や場所との繋がりをお届けするために、お客様を信頼していただけるでしょう。取締役会と経営陣を代表し、安全で信頼性の高い運航と卓越したサービスをお客様に提供するために、チームメンバーの皆様の変わらぬ献身、粘り強さ、そしてコミットメントに感謝申し上げます。Photo : Sprit Airlines

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