ルフトハンザグループは、ITAエアウェイズの保有株式を90%まで引き上げる方針であることがわかっていましたが、この計画に向けてイタリア政府との間で交渉が始まっています。
先日同グループのCarsten Spohr CEOは、イタリアの経済・財務大臣のGiancarlo Giorgetti氏と会談を行い、完全統合を実現するための戦略策定に向けた重要な説明を行い、交渉に進展がみられたと現地紙が報じています。
同グループは、2027年にも保有株式を現在の現在の41%から90%に引き上げるたい考えで、追加で3億2500万ユーロを支払い保有比率を高めます。今回の株式追加取得は、初期からオプションで含まれていたもので、同グループは出資後の状況をみて出資の引き上げを検討する予定でしたが、今回の動きをみるとITAエアウェイズに追加出資を行うことがグループの利益に貢献すると判断したものと考えられます。
今後この契約がまとまった際には、ITAエアウェイズに対するルフトハンザグループの影響が更に強くなるのと同時に、同グループは欧州内での存在感が増すことになり、各市場において共同事業などを展開していくことが予想されます。なお現在ITAエアウェイズは、スターアライアンスへの加盟手続きを行っており、今後同グループのエアラインがANAと共同事業を行っているように、同様の取り組みを行う予定です。Photo : Lufthansa




