ボーイングは、改修ソフトウェア搭載のB737MAXのFAAによる試験飛行を来週末までに実施する方向で調整を進めていることを明らかにしました。
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5月23日には、FAAと審査に参加してる日本をはじめとした各国航空当局による会議後に改修ソフトウェアが認証される見込みであり、そうなることを期待しているとしています。
またシカゴで行われた記者会見においてデニス・ミュイレンバーグCEOは、B737MAXの事故原因は失速防止システムMCASの誤作動だけが原因ではなく、複数の事象が連鎖して起きたものでパイロットの非常時の手順も完全でなかったと指摘しています。
そのほかボーイングは必ずしも必要でないとしていた、AOAセンサー(機首の角度を測るセンサー)に関わるオプション装備の一つである、左右のセンサーの情報が不一致となった場合に警告される装置を標準装備とすることを明らかにし、実際の角度を示すインジケーターは引き続きオプションでの提供とするとしています。
参考記事:Reuters Gulfnews
画像引用:BBC
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