ボーイングが開発を進める次世代航空機B777Xの耐久テストにおいて、試験機のドアが吹き飛ぶトラブルが発生しましたが今後の開発スケジュールに影響しない見込みであることを同社が明らかにしました。
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画像引用:Boeing
ボーイングのエバレッド工場で行われた、耐久テストの最終段階に起きて発生したもので機体後部の減圧による影響でドアは吹き飛んだとしています。
耐久テストでは、現実に起こりうる以上のストレスを機体にかけ、機体の安全性を確認するもので、今回のトラブルが実際の運航では起こる可能性は低いと言えますが、試験においてこのようなトラブルが発生するのは異例とされます。
同社は、トラブル原因を今後数週間にわたり調査する方針ですが、設計による問題ではないとの認識を示しており、同機の開発スケジュールに影響はない見込みであるとしています。
今後の初飛行に向け、安全を最優先事項として引き続き厳格なテストプログラムを実施していくとコメントしています。
なお今回トラブルが発生した機体は地上試験機となっており、今後空を飛ぶ予定はありません。
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