ANAホールディングスの片野坂CEOは、ANAグループに入社した38社、3,686名の新入社員に対してメッセージを送りました。
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例年羽田空港の格納庫に全員が集まり、入社式が行われますが、新型コロナウィルス感染者を出さないためのやむを得ない措置として、ビデオメッセージを送っています。
同CEOは、安全は経営の基盤であり、社会への責務であるとし、過去の同社の事件・事故を紹介し、当時を経験していない社員が少ない中でも経験なしに、航空機の事故だけは事故の悲惨さや安全の重要性を、現在の社員や後輩となる社員に伝えていかなければならないとし、事故の教訓に学ぶ大切さを訴えました。
また取り巻く環境と今後については、新型コロナウイルスの終息の見通しが立っていないことで、❝本当に大変な時に社会人になった、と不安に感じ心配になっている人が多いででしょう。しかし、心配はいりません。私たちは、皆さんの入社を心より歓迎します。そして、人類の知恵と努力により、この未曾有のコロナウィルス問題は、必ず克服できます。ANAグループは、2001年世界同時多発テロ、2003年のSARS、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災、2012年の日中関係が冷え込んだ尖閣列島危機、など多くの危機に見舞われましたが、全役職員が結集し、知恵を絞り乗り越えてきました。そして、今我々の目の前にある危機を乗り越える一員として、皆さんが仲間入りする訳です。❞とメッセージを送りました。
今後は開設時期延期となるものの、羽田からストックホルム、ミラノ、イスタンブール、モスクワ、そして中国の深センに翼を広げ、LCCのピーチは、今後はより遠くまで飛ぶ能力を持つ小型機を導入し、アジアの中距離マーケットに進出する計画を紹介し、オリンピック・パラリンピックが延期となったものの次の開催の日まで、みんなで盛り上げていきましょうとメッセージを送っています。
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