ルフトハンザ航空は、本日2020年9月21日に開催された理事会で、A380型機とA340-600型機を長期保管へ切り替えるほか、一部のA340-600型機を退役させることを決定しました。
一部報道ではA380型機やB747-400型機を全機退役させることが有力とされていましたが、現時点では両機の退役は回避された形になります。
今回決定された内容は、グループ全体で当初予定していた100機を上回る150機を削減する方針で、ルフトハンザドイツ航空では保有する17機のA340-600型機のうち10機を長期保管に切り替え、残る7機は退役させます。また8機のA380も長期保管に切り替えられましたが、両機種ともに運航に復帰するのは想定外に航空需要が回復したときのみとしており、依然として今後も退役などが検討される立ち位置にあると推測されます。
また年末までに運航規模を前年の50%に回復させる計画は現実的ではないとし、20~30%になるとし需要回復の遅れを指摘しています。このような事からこれまで予定していた22,000人規模の人員削減数は増加する見込みであるとしています。
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