アメリカ第5位のアラスカ航空は、既に発注済みのB737MAXに加え、新たに23機の同機を追加購入する契約をボーイングと締結したことを発表しました。
この契約(確定発注23機、オプション15機)によりエアリースコーポレーションからリース導入する機材(13機)を含め、確定導入が68機、オプションは52機となり、最大で120機を導入する計画になっています。なお同社が導入するB737MAXは、B737-9型機となり、3クラス178席仕様で運用する予定としています。
今回の発表に伴いアラスカ航空のBrad Tilden CEOは、『ボーイングと今回の契約を発表できることを大変誇りに思います。私たちはこの飛行機を信じ、ボーイングとの強力なパートナーシップにより、アラスカ航空の将来と、このパンデミックから脱却できる事を信じています。』とコメントしています。
長らく運航停止が続いたB737MAXですが、各国の規制が徐々に解除され、2021年には本格的に再開させる見通しとなっています。FAAの規制解除後の同機の契約は、ライアンエアーに続くものになり、ボーイングとしては、回復の軌道に乗せたい場面において重要な契約を獲得できた形となります。Photo : Boeing