2021年にも就航を予定している香港の新エアラインとなるグレーターベイ航空のCEOに、元キャセイドラゴン航空のCEOが就任する見通しであるとSCMPが報じました。
周知の通り、スワイヤーグループの航空事業の再編計画の一環として、キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空は統合し、キャセイドラゴン航空のブランドは廃止となっています。そこに2021年からの就航を目指すグレーターベイ航空が目を付け、業界のベテランであるAlgernon Yau氏の招へいに動いたものとみられており、同氏の就任により円滑に就航に向けた準備が進むと期待されています。
同CEOは、40年近くキャセイパシフィック航空グループに勤めていましたが、今週退職し、2021年1月4日付けでグレーターベイ航空の初代CEOに就任する見通しとなります。
グレーターベイ航空は、2021年6月にも運航を開始し、2025年までに最大30機の航空機を運用し、従業員3,000人規模となる会社に成長することを計画しています。Photo : Algernon Yau