JALは、将来の国産バイオジェット燃料の実用化に向けた取り組みの一つとして、回収した衣料品の綿から国産技術のみで日本初の国産バイオジェット燃料を製造し、国際的な燃料規格(ASTM D7566)の適合検査、および品質検査に合格した当該燃料を、国内線定期便に初めて搭載する事を発表しました。
搭載便は、2021年2月4日のJL319羽田発福岡行きのB787-8型機となります。
Photo : JAL
なおこの燃料は、全国から不要になった約25万着の衣料品を回収のうえ、Green Earth Institute株式会社、日本環境設計株式会社、公益財団法人地球環境産業技術研究機構をはじめ複数の国内企業の協力のもと、その回収した衣料品の綿からバイオジェット燃料を製造しています。
世界的にはバイオジェット燃料の実用化が進んでいるものの、国産バイオジェット燃料の完成は国内で初めてのことこのとなり、国内の技術力でバイオジェット燃料が製造可能であることを立証することができたとしています。