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大韓航空、19年6月1日より27路線でファーストクラスサービスを中止へ

大韓航空は、2019年6月1日より27路線においてファーストクラスのサービスを中止し、ビジネスクラス・エコノミークラスから成る2クラス制とすることを発表しました。

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大韓航空は、現在国際線111路線を運航していますが、6月1日からは76路線でファーストクラスの設定がなくなることになります。
今回の措置は収益性の改善を目指すものとして説明されており、ビジネス需要が低い観光路線を中心に今回の措置をとったと発表されています。

長距離線では、バンクーバー・トロント・バルセロナ・マドリード・イスタンブール・ザグレブ・ブリスベン・オークランド・ナンディ・ウラジオストク、サンクトペテルブルク、イルクーツク、タシケント線が廃止対象となり、そのほか多くのアジア線でファーストクラスの提供が中止となります。
なお、日本路線においては羽田・関西~金浦、成田・関西・中部~仁川線がファーストクラスのサービスが継続となります。

ビジネスクラスの進化や、富裕層のプライベートジェット機の利用が高まっている背景から多くのエアラインがファーストクラスの提供を取りやめており、今後もこの流れは大韓航空に限らず続くものと推測されます。
参考記事:The straits times
画像引用:Korean Air

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