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香港航空、バンクーバー線の運休を発表し長距離線から撤退へ 事業改善が見込めない場合はライセンス取消の可能性も

香港航空は11月29日、路線再編により香港~バンクーバー線を2020年2月10日の運航をもって運休することを発表し、長距離線から撤退することが明らかになりました。

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既に路線再編により多くの長距離路線は運休対象となっており、サンフランシスコ・オークランド・オーストラリア路線から撤退したほか、来年2月にはロサンゼルス線を運休することが発表されています。

今回最後の長距離路線となるバンクーバー線の運休が発表され香港航空は長距離路線から撤退することになります。このほかにも来年2月にホーチミン線、天津線の運休を発表しており近距離線でも運航規模を縮小する計画です。

先日当サイトでもお伝えしたように香港航空はデモの影響から急速に財務状況が悪化しており従業員への給料支払いが遅延していることが明らかになっています。
デモ以前から財務状況が思わしくないことが伝えられており、デモにより急速に財務状況が悪化していることが推測され当局も香港航空の動向を注視しており、今後事業改善が見込めないと判断した場合はライセンスの取り消しも視野にいれてると現地紙が報じています。

同社は今回に限った措置として給料遅延があることを認めていますが、デモの収束が見通せない中、今後も香港航空の苦難は続くことが予想されます。
画像引用:Airbus

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