FSC 航空ニュース

デルタ航空、中央席の空席化を9月30日まで延長 過密が予想される路線は増便へ

デルタ航空は、現在機内でのソーシャルディタンスを確保する取り組みとして実施している中央座席の空席化を9月30日まで延長することを発表しました。

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同社のBill Lentsch CCOは、乗客の数を減らすことは重要なステップの一つであるとし、デルタ航空は最高水準の安全性と清潔性を確保しているとコメントを発表しています。

対象は全ての機材となり、座席は配列が2-2のケースでも片方を空席化するなど措置がとられます。また運航便に混雑がみられた場合には、機材の大型化や増便を行うことを検討するとしています。既に乗客には、ウイルス対策キットの配布を行うなど、衛生面の向上を目指す取り組みを始めています。


画像引用:DELTA

日本のエアラインやルフトハンザなどの海外大手も機内での中央席の空席化を廃止する中での延長決定となり、デルタ航空は他社と差別化を図った形となります。

そのほか停止していたメダリオン会員向けに提供している自動および事前アップグレードを6月10日から再開させることも併せて発表されています。

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