キャセイパシフィック航空は、傘下のキャセイドラゴン航空のブランドを廃止し、自社に統合する計画であることがわかりました。
これはスワイヤーグループの航空事業の再編計画の一環として行われるもので、今後はフルサービス部門はキャセイパシフィック航空に統合し、LCC部門は香港エクスプレスが担当する計画です。また人員削減規模は6000人規模になるとみられ、うち香港では5,000人の数を占めることが有力視されています。
また同社は、ワクチンが多くの人々に行き渡ったことを前提に、2021年全体では50%未満で運航すると予想しており、現状の人員数では来年も余剰状態であることから、大規模な人員削減に踏み切ることになります。
キャセイドラゴン航空は、2016年までドラゴン航空として運航しており、短命のブランドとなる見込みです。なお正式発表は本日午後とみられています。参考記事:SCMP Photo : Cathay Pacific
キャセイパシフィック航空、事業再編でキャセイドラゴン航空と香港エクスプレスを統合し『キャセイエクスプレス』の設立を検討か