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羽田空港、第2ターミナルの本館とサテライトを接続し拡張へ ANAは国際線を第2ターミナルに集約 日刊航空報道

航空専門誌の日刊航空は、国交省と日本空港ビルデングとANAが、2024年3月末までに第2ターミナルを拡張する方向で最終調整していると報じました。

予定されている増築工事は、現在バスでアクセスしている北サテライト(46~48)と本館を接続するもので、第1段階(下図:)としてサテライトを本館に接続させ、その後第2段階(下図:)として、本館とは反対方向となる北側にも増築するものとなります。


Photo :Google Map

これによりバス移動がなくなり国内線用の固定スポットが増加することから、今年春から供用開始し、国内・国際線の時間帯で使い分けているスイングゲート(66~71)を国際線線専用に切り替える事が可能となり、将来的にANAの全国際線を第2ターミナルに集約する計画としています。


Photo : 日本空港ビルデング

現在羽田空港ANA国際線は、以下のように路線を2つのターミナルに振り分けていますが、将来的には第2ターミナルに集約されることから、利用者の利便性が向上すると共に、最小接続時間(MCT)が短縮されることも期待されます。※現在第2ターミナル国際線施設は閉鎖中

【第2ターミナル】
北米:ニューヨーク・ワシントンDC・ロサンゼルス・ヒューストン・シアトル・バンクーバー
欧州:ロンドン・フランクフルト・ミュンヘン・パリ・ストックホルム・モスクワ・ウィーン・イスタンブール
アジア・オセアニア:台北・ホーチミン・ジャカルタ・シンガポール・シドニー・北京・青島
【第3ターミナル】
北米:シカゴ・サンフランシスコ・サンノゼ・ホノルル
欧州:ミラノ
アジア・オセアニア:ソウル・香港・マニラ・バンコク・クアラルンプール・デリー・上海・深圳・広州

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