熊本国際空港は、中国の成都線と仙台の2路線を誘致する方針であると熊本日日新聞が報じました。
成都線に関しては、既に航空会社を含め協議を進めているとし、仙台線に関してはビジネス需要を想定して路線誘致するものとみられています。
就航時期などは、新型コロナウイルスの影響により明らかになっていませんが、アフターコロナを見据えた動きとなり、成都線が開設されると、同空港と中国を結ぶ初の定期便となる見込みです。
2020年4月に民営化された同空港は、2022年度までは既存路線の増便を目指し、2027年度までに東アジア路線を中心に7路線を追加し11路線、その後2051年度までには更に6路線追加し17路線とする計画を示し、地方空港として最大の国際線ネットワークを構築する目標を掲げています。
なお同空港は、2023年春に、国際線・国内線共用の新しいターミナルビルを開業する予定となっています。Photo : 熊本国際空港