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カンタス航空、国際線再開後は一時成田空港から撤退へ ブリスベン線を羽田に移管し路線を集約

カンタス航空は、現在運休している日本路線において、再開後は一時的に成田空港から撤退し、運航路線を羽田空港に集約する計画の見込みです。

カンタス航空は、羽田空港の新スロット分が配分されて以降、羽田~シドニー線をダブルデイリー、羽田~メルボルン線をデイリー運航、成田~ブリスベン線をデイリー運航する予定でしたが、これを国際線再開後は全て羽田空港発着に切り替える予定です。

現在の計画では、冬ダイヤ開始となる2021年10月31日以降に羽田~シドニー線をデイリー運航、羽田~メルボルン線は週4便運航、羽田~ブリスベン線は週3便運航する計画で、国際線の需要回復までは一時的に成田空港から撤退するものとみられ、成田空港は羽田空港に比べ回復が遅れることが予想されます。

現在のところカンタス航空は、傘下のジェットスターを含め冬ダイヤからの国際線再開を想定してスケジュールを組んでいますが、関西線は現在のところ再開の見通しがたっていない状況となります。

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