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ルフトハンザカーゴのMD-11Fがまた1機退役 残る同機は3機に

現地時間2021年3月25日、ルフトハンザカーゴのMD-11F型機の『D-ALCK』が退役し、フランクフルトからアメリカ・サンアントニオに向かいました。

当初の計画では、2020年にMD-11型機を全機退役させ、不足スペースは同社が出資しているアエロロジックの貨物スペースを活用しながら、順次B777Fに更新する計画でしたが、新型コロナウイルスの影響により貨物需要が急増したことを受け、MD-11Fの退役時期を延期としていましたが、2021年秋までに全機の退役を完了させる予定です。

今年1月にも1機を退役させましたが、今回新たに1機が退役したことにより、残るは3機(D-ALCA、D-ALCC、D-ALCD)となります。今回の『D-ALCK』の退役に伴い同社は『最後の離陸を見ることは悲しいことですが、『D-ALCK』との20年以上の付き合いに感謝しています』と声明を発表しています。

なお退役した『D-ALCK』は、新たにUPSで『N265UP』として運用される予定となっています。Photo : Lufthansa

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