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ラタム航空、最大8機のB767-300BCFを導入

ラタム航空グループは、B767-300ERを改修し、最大8機のB767-300BCFを導入し、輸送能力を最大80%増加させる計画を発表しました。

B767-300BCFは、旅客機のB767-300ERを貨物機に改修した「ボーイング・コンバーテッド・フレイター(BCF)」となり、ボーイングが改修を手掛けます。

同社は、第一段階として4機分を2021年から2022年にかけて導入することをボーイングと契約済みとなっており、これらの機材の受領でB767の貨物機は15機体制とし、単一機材でコストの削減を図ります。また第二段階として2022年から2023年にかけてさらに4機分を導入するオプションをボーイングと締結しており、更なる貨物事業の拡大も視野に入れています。

今回の発表を受け同グループのCEOは『今後30ヶ月の間に最大8機のボーイング767-300ERを導入することで、事業成長計画を加速させます。今回の投資と、チャプター11に基づく破産手続きの中で得られたコスト効率化により、当社は貨物事業のお客様の期待に応えるという目標の達成に近づいています』と述べています。Photo : LATAM

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