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カンタス航空、予定している10月末の国際線の再開が更に遅れる可能性も

カンタス航空は、予定している2021年10月末の国際線の再開が更に遅れる可能性が出てきました。

現時点では、冬ダイヤ開始となる2021年10月31日より国際線を再開させる方針としていますが、これはオーストラリアの国民の大半がワクチン接種を終える時期であることから、それと連動して再開時期を設定しています。

しかしながら同国のモリソン首相はワクチン接種において、ワクチンの輸入の遅れや、アストラゼネカのワクチンの問題の影響により、国民の大半が終える時期が予定していた10月から2021年末になる見込みであることを表明したことから、今後カンタス航空の国際線の再開時期が遅れる可能性が出てきています。

オーストラリアは、新型コロナウイルスの感染拡大を防いだことにより、ウイルスの流入のリスクがある国際線の再開には他国に比べ非常に慎重姿勢であることから、今後政府が国境の再開を遅らせるとの見方が強くなっています。なお以前に同国政府は、カンタス航空が再開時期を見越して航空券の販売を開始したことに不快感を露わにし、国境の再開は政府が判断するものであると発言しています。Photo : Qantas

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